
OURO事業部 部長
辻野 雄弥
プロフィール
OURO創業期より事業に参画。国内外の営業基盤をゼロから構築し、現在20カ国以上に広がる販売ネットワークの構築および拡張を実現。
年間取引高1600億円規模における取引判断を主導し、真贋判定、相場判断、販売先選定を含む意思決定を統括。商材面においても定番モデルから希少モデルまでの幅広い取引経験を有し、営業および事業成長を現場起点で牽引している。
https://brandouro.com/column/reviewer_yuuya_tsujino/
皆さんは、腕時計を選ぶときに何を重要視していますか?
腕時計にはデザインや機能、サイズなど、見るべきポイントがたくさんあります。
「スモールセコンド」も、腕時計を選ぶときのポイントの一つです。
この記事では、スモールセコンドの特徴や魅力、おすすめのブランドなどを解説していきます。
「時計選びに悩んでいる」という人は、是非とも参考にしてください。
「スモールセコンド」とはその名の通り、小さい秒針のことです。
時針や分針とは離れ、6時や9時の位置に独立して配置されています。
「スモセコ」とも呼ばれ、多くの時計好きから親しまれています。
スモールセコンドは、秒針が独立しているので、視覚的に秒数が把握しやすく便利です。
現在は中央軸に秒針がある「センターセコンド」がメジャーですが、実はスモールセコンドの歴史は古く、1940年代以前の時計はほとんどがスモールセコンドでした。
では、スモールセコンドにはどのような魅力があるのでしょうか。
ここからは、スモールセコンドの魅力を解説していきます。
前述した通り、スモールセコンドは秒針が独立しているので、時針や分針と重なることはありません。
そのため、秒数が把握しやすくなっています。
また、文字盤に過度な装飾を施さないシンプルなデザインが多いのも、視認性を高めている要因です。
ボディが薄いモデルが多いのも、スモールセコンドの魅力です。
センターセコンドは、中心に時針・分針・秒針の3針を重ねて配置します。
一方、スモールセコンドは秒針を独立した小さな表示に分けるため、中心には時針と分針の2針のみが載ります。
その結果、設計の自由度が高まり、薄型ケースと相性が良い構造といえます。
クラシックでおしゃれなのも、スモールセコンドの魅力でしょう。
スモールセコンドが使われているモデルは、どれもクラシカルなデザインです。
懐中時計の時代から伝わる古き良きデザインが見事に再現されています。
現代のセンターセコンドとは違った、大人な雰囲気を演出できるでしょう。
大人な雰囲気を出せる腕時計を、1モデルは持っておきたいですよね。
ここからは、おすすめのスモールセコンド付き腕時計ブランドを5つ紹介していきます。

パテックフィリップは、スモールセコンドを採用する代表的なブランドです。
1839年に創業し、数々の名品をこの世に誕生させてきました。
懐中時計の時代から受け継がれてきた美しいスモールセコンドが、フラッグシップモデル「カラトラバ」には採用されています。
20世紀を代表するモデルの「カラトラバ Ref.5196」は、スモールセコンドが6時の位置に配置されており、往年の人気モデル「カラトラバ Ref.96」を彷彿とさせます。
手に取れば機械式時計の伝統を感じることができるでしょう。

スモールセコンド付きの腕時計ブランドといえば、ランゲ&ゾーネもおすすめです。
圧倒的なムーブメント製造技術を持つドイツの時計で、細かなパーツが一つひとつ丁寧に作りこまれています。
伝統的なシンプルさに重きを置いた傑作コレクション「サクソニア」は、スモールセコンドの存在が際立っています。
目盛りの細部まで美しく装飾されているので、時間を見るたびに気分が上がるはずです。

ジャガールクルトも、スモールセコンド付き腕時計が人気です。
「時計界の技術屋」とも呼ばれている通り、機械式時計の製造技術は世界でもトップクラスといえます。
「マスターウルトラスリム」は、厚さ8mmのボディに自動巻きムーブメントを搭載した一品です。
バリエーションが豊かなので、自分にぴったりのデザインを探してみてください。

ゼニスは、スイスの老舗高級時計ブランドです。
「パイロット アエロネフ」は、ゼニスの歴史的なパイロットウォッチを現代に蘇らせたモデルで、9時の位置にスモールセコンドが配置されています。
シンプルながらおしゃれなデザインなので、使い勝手も抜群です。
時計好きなら一度は手にしたい、憧れの腕時計ではないでしょうか。

オーデマピゲは、複雑機構を生み出す高度な職人技が魅力のブランドです。
様々なスモールセコンド付きモデルがありますが、その中でも「ジュール オーデマ スモールセコンド」は女性にうってつけでしょう。
「ジュール オーデマ スモールセコンド 77240BC」は、6時の位置にスモールセコンドを配置した、手巻き式の王道の腕時計です。
文字盤にはホワイトシェルを採用し、きらびやかな雰囲気を持っています。
女性の手元を彩ってくれること間違いなしの1モデルです。
秒針が独立しているスモールセコンドは、クラシカルな印象を与えてくれます。
また、時針と分針に重ならないので、秒数が把握しやすいという利点もあります。
秒針の位置が変わるだけでも、時計の印象は大きく変わります。
今回紹介した魅力を参考に、自分に合った腕時計を選んでみてください。
- 6時や9時位置に独立配置された、小さな秒針「スモールセコンド」
- 時針・分針と重ならない秒針が生む、抜群の視認性と読みやすさ
- 懐中時計の時代から受け継がれた、クラシカルで大人な佇まい
- パテックフィリップやランゲ&ゾーネなど、名門ブランドが競う採用実績
- センターセコンドにはない独自の個性が広げる、時計選びの新たな可能性

