
OURO事業部 部長
辻野 雄弥
プロフィール
OURO創業期より事業に参画。国内外の営業基盤をゼロから構築し、現在20カ国以上に広がる販売ネットワークの構築および拡張を実現。
年間取引高1600億円規模における取引判断を主導し、真贋判定、相場判断、販売先選定を含む意思決定を統括。商材面においても定番モデルから希少モデルまでの幅広い取引経験を有し、営業および事業成長を現場起点で牽引している。
https://brandouro.com/column/reviewer_yuuya_tsujino/
「葬式に手持ちの腕時計をつけても大丈夫かな?」そんな不安を抱える人も少なくないでしょう。
通夜や葬儀・告別式といった葬式では、腕時計をつけてもマナー違反ではありません。
ただし、目立たないシンプルなデザインであることが大前提です。
もし迷うようなら、外して参列するのが最も無難といえます。
この記事では、葬式でNGな腕時計や男女別の正しい選び方をわかりやすく解説します。
最後まで読めば、マナー違反を気にせず安心して葬式に参列できるようになりますよ。
葬儀の場では、持ち物の一つひとつに配慮が求められます。
まずは、葬儀の場において、腕時計に関する最も基本的な考え方を確認しておきましょう。
葬儀における身だしなみの鉄則は控えめであることです。
腕時計も例外ではなく、周囲の人の目に留まらないような配慮が必要になります。
華やかな装飾や、光を反射してキラキラ光る素材は避けなければなりません。
あくまで「時間を確認するための実用的な道具」として、黒やシルバーを基調とした地味な腕時計を選ぶのがマナーです。
「自分の時計は少し派手かもしれない」と不安に思う人もいるでしょう。
その場合は、思い切って腕時計を外して参列するのが一番の正解です。
本来、葬儀の場では「時間を忘れて故人を偲ぶ」という意味で、時計をつけないのが最も丁寧な作法とされてきました。
現代では腕時計をつけていても失礼には当たりませんが、迷うくらいならポケットやバッグにしまっておくのが最も無難でスマートな判断といえるでしょう。
葬式では、無意識に選んだ腕時計がマナー違反になることも少なくありません。
ここでは、避けるべき腕時計の特徴を3つのポイントに絞って解説します。
まず気をつけたいのが、腕時計の色と素材です。
ゴールドの腕時計や宝石が散りばめられた腕時計は、葬式にはふさわしくありません。
キラキラと光を反射するものは、悲しみの場において非常に悪目立ちしてしまいます。
葬式では光り物を避けるのが基本なので、華やかな印象を与える腕時計は控えるようにしましょう。
スポーツウォッチや布製ベルトの時計など、カジュアルすぎる腕時計も葬儀には馴染みません。
こうした時計は、どうしても「遊び」の印象を強く与えてしまうので、喪服とのバランスが悪くなります。
また、静かな式場でアラームなどの操作音が鳴るのも、故人や遺族に対して失礼な行為です。
音が出る設定の腕時計は、あらかじめ外しておくか消音設定にする配慮が求められます。
最近は文字盤が大きい腕時計が流行していますが、葬式では注意が必要です。
ケースが大きく厚みのある腕時計は、たとえ色が地味であっても存在感が出すぎてしまう可能性があります。
スーツの袖口から大きくはみ出してしまうと、周囲にカジュアルすぎる印象を与えかねません。
葬式では、なるべく袖口にスッと収まるような、控えめなサイズを選ぶのが理想的だといえます。
次に、具体的にどのような腕時計を選べばいいのか男女別に見ていきましょう。
基本的には、高級感よりも清潔感や目立たなさを重視するのがポイントです。
男性が葬式に参列する場合、腕時計はブラックスーツ(喪服)に合わせるのが一般的です。
そのため、スーツの袖口に自然に収まる、装飾が控えめで上品なデザインの腕時計を選ぶのが理想的だといえます。
文字盤の色は白や黒、あるいはシルバーなどの落ち着いた色を選び、数字の表記もシンプルなものにしましょう。
派手なクロノグラフ(ストップウォッチ機能付き)などは避け、3針(時・分・秒)や2針のタイプを選ぶと、誠実で落ち着いた印象を与えられます。
女性の場合は、男性用よりもさらに小ぶりで上品なデザインの腕時計を意識するのがマナーです。
文字盤のサイズが大きすぎると、それだけでカジュアルな印象になってしまいます。
ブレスレット感覚でつけるような華奢なタイプは問題ありませんが、金属部分の光沢が強すぎるものは避けましょう。
また、ブランドロゴが大きく入ったものや、色がカラフルなものは葬儀の場には向きません。
あくまで「身だしなみを整えるための道具」として、黒い服に馴染む控えめな1本を選んでください。
「手持ちの時計がマナーに合っているか不安」という人は、黒の革ベルトに白の文字盤を組み合わせた腕時計を選べば間違いありません。
革ベルトは金属ベルトに比べて光の反射が少なく、よりフォーマルで厳かな印象を与えます。
ただし、革ベルトであってもワニ革やヘビ革などは、型押しも含め殺生を連想させるので葬式ではタブーとされています。
牛革などのシンプルなスムースレザーで、ツヤを抑えた黒色を選ぶのが、最も安心できる選択といえるでしょう。
葬式での腕時計選びには、細かい疑問がつきものです。
多くの人が迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
お葬式でスマートウォッチの着用はマナー違反ですか?
お葬式の腕時計でシルバー色の金属ベルトならマナー的に大丈夫ですか?
懐中時計はお葬式で使ってもマナーは大丈夫ですか?
葬式にふさわしい腕時計を持っていない場合は、無理に用意してつける必要はありません。
むしろ、派手な腕時計を無理につけて参列するほうが、マナー違反となってしまいます。
時間を知りたいときは、スマートフォンの画面をこっそり確認するか、周囲の時計を確認する程度にとどめ、腕時計なしで参列するのが最もスマートな解決策です。
葬式での腕時計マナーについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
葬式において最も大切なマナーは、故人を偲ぶ場にふさわしい控えめな身だしなみを意識することです。
手持ちの腕時計が派手だったり、マナーに合っているか不安だったりする場合は、外して参列しても全く問題ありません。
無理をして場に合わない時計をつけるよりも、時計を外して心を込めて見送るほうが、遺族にとっても失礼のない振る舞いといえます。
この記事で紹介した、シンプルなデザインや目立たない色といったポイントを参考にして、落ち着いた装いと腕時計で葬儀に臨んでくださいね。
- 葬式での腕時計は、周囲に目立たない控えめなデザインが絶対条件
- ゴールドや宝石など、華やかに輝く腕時計は着用を避ける
- 男性は薄型シンプル、女性は小ぶりで上品な腕時計が理想的
- 迷ったときは、黒革ベルト×白文字盤の組み合わせが最も安心
- 不安を感じるなら、腕時計を外して参列するのが最善の判断

