腕時計の電池の寿命は何年?クォーツ・ソーラー式を中心にタイプ別に解説

腕時計の電池の寿命は何年?クォーツ・ソーラー式を中心にタイプ別に解説

この記事の監修者

OURO事業部 部長
辻野 雄弥

プロフィール
OURO創業期より事業に参画。国内外の営業基盤をゼロから構築し、現在20カ国以上に広がる販売ネットワークの構築および拡張を実現。
年間取引高1600億円規模における取引判断を主導し、真贋判定、相場判断、販売先選定を含む意思決定を統括。商材面においても定番モデルから希少モデルまでの幅広い取引経験を有し、営業および事業成長を現場起点で牽引している。
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自分の腕時計の電池は何年くらいもつのか、気になることはありませんか。

腕時計の電池はクォーツ式、ソーラー式などの駆動方法や電池のタイプによって、寿命が異なります。

この記事では、腕時計の電池の寿命をタイプ別に解説し、電池寿命を延ばす方法も紹介しています。

腕時計の電池の寿命は何年?

腕時計の電池の寿命は、2〜3年程度のものが一般的です。

購入してから2年以上経過した腕時計が動かなくなった場合は、電池交換が必要なタイミングが来た可能性があります。

ただし、腕時計の電池の寿命はクォーツ式、ソーラー式など、駆動方法によって異なりますし、電池のタイプやメーカー、使う機能などによっても差があります。

電池が切れると腕時計が動かなくて不便なだけでなく、放置すると故障する恐れもありますので、自分の腕時計はいつ頃電池交換が必要か、大まかに把握しておくといいでしょう。

腕時計の電池の寿命|クォーツ式

電池を動力源とするクォーツ式時計の場合、電池の寿命は2〜3年のものが一般的で、2〜3年毎に電池の交換が必要だとされています。

ただし、針が2針タイプと3針タイプ、クロノグラフタイプなど、腕時計のタイプによって電池の寿命が異なるため、自分の腕時計がどのタイプなのか確かめましょう。

続いてはクォーツ時計の電池寿命を、タイプ別に紹介します。

2針タイプ

2針タイプ

クォーツ式腕時計でアナログタイプのシンプルな腕時計の場合、時針と分針の2針のみのタイプは消費電力が少なくて済むため、一般的に電池の寿命は2〜5年とされています。

ただし電池の寿命は、モデルやメーカーによっても差があります。

分針は数秒毎に少しずつ動くタイプと、1分毎に動くタイプがありますが、どちらも他のタイプの腕時計よりも電池の消耗が少なく、電池寿命が長いものが多いでしょう。

3針タイプ

3針タイプ

クォーツ式でアナログタイプの腕時計で標準的な、時針、分針、秒針の3針タイプは、常に秒針が動いているので、2針タイプより電池の消費が多くなります。

そのため、3針式のクォーツ腕時計は、電池の寿命が2〜3年のものが一般的です。

ただし、近年は省エネタイプのムーブメントや、高品質の電池の開発が進んでおり、電池の寿命が長くなってきました。

中には5〜10年程は電池交換が不要な商品もあります。

クロノグラフタイプ

クロノグラフタイプ

クロノグラフタイプのアナログ式クォーツ時計とは、ストップウォッチ機能がついているアナログ式腕時計のことです。

クロノグラフタイプの腕時計でも、ストップウォッチの機能を日常的にあまり使わない場合、電池の寿命は3針タイプとほとんど同じで2〜3年程度になります。

しかし、ストップウォッチの機能を頻繁に使う場合は、その分電池の消耗が多くなるため、電池の寿命はもっと短くなるでしょう。

デジタルタイプ

デジタルタイプ

デジタルタイプの腕時計の場合、電池の寿命は平均3〜5年で、アナログタイプより長いでしょう。

クォーツ式腕時計に使われる電池には、酸化銀電池かリチウム電池の2種類がありますが、デジタルタイプの腕時計にはリチウム電池が使われているのが一般的です。

それはデジタルタイプの腕時計の多くは、バックライトやアラームなどの機能がついていて、電池の消費量が多いため、電圧が高く電流も大きいリチウム電池を使用するからです。

そのため、酸化銀電池を内蔵した腕時計より、電池の寿命が長くなります。

腕時計の電池の寿命|機械式

機械式時計は、ゼンマイを巻いてゼンマイがほどける力を利用してムーブメントを動かすので、基本的に電池は不要です。

巻き上げは手動による手巻きと、腕の動きでローターを動かす自動巻きがあり、どちらも電池交換の手間はありません。

ただし、定期的にオーバーホールをする必要があります。

機械式の腕時計の寿命は手入れ次第と言われ、メンテナンスが悪ければ数年で故障してしまうものもある一方、丁寧に手入れされている腕時計は何世代も使えます。

ブランド時計など、比較的価格が高い腕時計は機械式が多いでしょう。

腕時計の電池の寿命|ソーラー式

ソーラー式の腕時計は、太陽光や照明の光エネルギーを、内蔵した太陽電池ユニットで電気に変えて駆動するタイプの腕時計です。

光が当たっている間は自動的に充電されますが、薄暗い場所に置いておくと止まってしまうため、再び充電が必要になります。

ソーラー式時計はクォーツ式時計と違って、使い捨ての電池を入れたり交換したりする必要はありません。

ただし、電気を充電するための蓄電池は劣化するため、約10年毎に交換が必要な場合もあります。

腕時計の電池の寿命を延ばすには?

腕時計は、電池の寿命を迎えると電池交換が必要になりますが、費用も手間もかかるので、なるべく電池の寿命が長くなるような使い方をしたいですよね。

最後は、腕時計の電池の寿命を延ばすための取り扱い方法を紹介します。

定期的なメンテナンス

腕時計は定期的なメンテナンスで内部の摩耗を抑えることで、電池の負荷が減って長く使えるようになります。

ソーラー式腕時計の場合は、定期的なメンテナンスが蓄電池の寿命を延ばすのに役立つため、10年以上使用できるようになる場合もあります。

また、腕時計の電池が切れたら、早めに交換するようにしましょう。

そのままにしておくと液漏れして、文字盤やムーブメントにサビが生じたり、故障したりする恐れがあります。

もし1年以内に電池が切れてしまう場合は、時計修理店で相談してオーバーホールを検討してみるといいでしょう。

磁気を避けて保管する

腕時計を保管する場所によって、磁気の影響で電池の寿命が短くなることがあります。

腕時計を電子レンジやパソコンなど、強い磁気を発する電化製品の近くに置くと、時計自体が磁気の影響を受けて、時間を正確に刻めなくなってしまうこともあるので、腕時計を強い磁気が出る機械の近くに置くのは避けましょう。

デスクワークの人は、腕時計をつけてパソコンを使うことが多いかもしれませんが、時計のためには腕時計を外してパソコンから離して置く方がおすすめです。

高温多湿を避けた場所に置く

腕時計は湿度が高い場所や極端に高温な場所に置くと、ムーブメントの変形やサビ、腐食等が起きて、電池の消耗を早めることもあります。

防水機能のついた腕時計でも、湿度の高い場所や水がかかる場所は避けて保管し、できれば専用のケースに入れて保管した方がいいでしょう。

なるべく気温が5〜35度の範囲内の場所に保管し、直射日光の当たらない場所に置くようにします。

腕時計の保管場所や保管方法を改善すると、電池だけでなく腕時計の寿命も延ばせるでしょう。

腕時計の電池の寿命は保管次第で延ばせる!置く場所や手入れ方法を見直そう

腕時計の電池の寿命は駆動方法や電池によって異なります。

一般的な時針、分針、秒針がついたクォーツ式アナログ時計の場合は、だいたい2〜3年もつものが多いでしょう。

デジタル式腕時計はリチウム電池を使っているため、3〜5年程度です。

機械式の腕時計は電池を使用しないため、電池交換は不要ですが、定期的にメンテナンスを行う必要があります。

ソーラー式腕時計の場合は、充電するための蓄電池が劣化するため約10年毎に交換が必要です。

腕時計の電池の寿命は、保管状態や手入れ方法によって延ばせるので、置く場所や取り扱い方を見直してみましょう。

この記事のまとめ
  • 腕時計の電池寿命は駆動方式や機能によって大きく左右される
  • 一般的なクォーツ式は2〜3年が目安でタイプにより差が出る
  • デジタルは比較的長持ちでソーラーは蓄電池交換が必要になる
  • 機械式は電池不要ですが定期的なオーバーホールが重要
  • 保管環境や磁気対策の工夫で電池と時計の寿命を延ばせる